こんにちは、もふ美です。
「ペット可の賃貸を借りたけど、フローリングで愛犬が滑ってて心配…」「猫が走り回ると床に傷がつきそうで怖い」そんなお悩み、とてもよくわかります。
実は、私のお客様の中にも、入居後に床の問題で困ってしまう方が本当に多いんです。ある飼い主さんは、「フローリングで愛犬が滑って転んでしまい、動物病院に駆け込むことになった」と涙ながらに相談に来られたこともありました。
この記事では、ペット可賃貸での床材選びのポイントと、賃貸でも使える後付けマットについて、わかりやすくお伝えしますね。
ペット可賃貸の床、何が問題なの?
ペット可物件の多くはフローリングなんですが、実はこれ、ペットちゃんにとってはあまり優しくない床材なんです。
フローリングの3つの問題点:
- 滑りやすい – 表面がツルツルしているので、走ったり飛び降りたりするとズルッと滑ってしまいます
- 硬い – クッション性がないので、関節や腰に負担がかかりやすいんです
- 傷がつきやすい – 犬や猫の爪で引っかき傷がついてしまうことも
私がサポートしたAさん(柴犬を飼育)のケースでは、フローリングで滑って転倒したことをきっかけに、10歳のワンちゃんが腰を痛めてしまい、獣医さんから「床環境を改善してください」と指摘されました。
特に長毛の犬猫ちゃんは、肉球周りの毛が伸びると余計に滑りやすくなってしまうので注意が必要なんですよ。
クッションフロアって何?フローリングとの違い
「クッションフロア」という言葉、聞いたことはありますか?
クッションフロアとは、塩化ビニル素材で作られたシート状の床材のことなんです。洗面所やトイレの床でよく使われている、あのビニール製のシートを想像していただけるとわかりやすいですね。
クッションフロアの特徴:
- クッション性がある – 中間層に発泡塩化ビニールが入っていて、ふんわり柔らかいんです
- 水を弾く – 表面がビニール素材なので、水や汚れに強いんですよ
- お手入れが簡単 – サッと拭くだけでキレイになります
- デザインが豊富 – 木目調、石目調、タイル調など、フローリング風のデザインも選べます
実際、私のお客様のBさん(トイプードル2匹を飼育)は、入居時にクッションフロアが敷いてある物件を選んだことで、「お掃除も楽だし、ワンちゃんたちも滑らずに走れて本当に助かっています」と喜んでいらっしゃいました。
フローリングとクッションフロアの比較表
| 項目 | フローリング | クッションフロア |
|---|---|---|
| 滑りにくさ | △ 滑りやすい | ◎ 滑りにくい |
| クッション性 | × ほぼなし | ◎ 柔らかい |
| お手入れ | ○ 拭き掃除OK | ◎ 水拭きOK |
| 傷のつきやすさ | △ 傷が目立つ | ○ 傷が目立ちにくい |
| 価格 | 高い | リーズナブル |
※2026年1月現在の一般的な製品比較
【犬向け】床材選びのポイント
犬ちゃんの場合、特に気をつけたいのが「足腰への負担」なんです。
犬は本能的に爪を地面に食い込ませて歩くので、硬くて滑りやすいフローリングだと、爪が引っかからずにツルツル滑ってしまいます。そのぶん、歩くときに踏ん張らないといけないため、骨や関節への負担が増えてしまうんですね。
犬向け床材の選び方:
- 滑りにくさ重視 – 表面に凹凸加工があるものがおすすめです
- クッション性 – 厚み1cm以上あると足腰への負担が軽減されますよ
- お手入れのしやすさ – 撥水加工や消臭加工があると便利なんです
- 耐久性 – 爪で引っかいても傷がつきにくい表面強化タイプを選んでくださいね
小型犬・中型犬・大型犬での違い
実は、体重によっておすすめの床材が少し変わってくるんです。
- 小型犬(~10kg) – 通常のクッションフロア(厚さ1.8mm程度)でOK
- 中型犬(10~25kg) – 少し厚めのクッションフロア(2~3mm)やハードタイプがおすすめ
- 大型犬(25kg~) – 表面強化タイプのクッションフロアや、極厚ジョイントマット(1.5cm程度)が安心ですよ
私がサポートしたCさん(ゴールデンレトリーバー飼育)は、最初は薄手のマットを使っていたんですが、「すぐにへこんでしまって…」とのことで、極厚の3.5mmタイプに変えたところ、「これなら大丈夫!」と喜んでいらっしゃいました。
【猫向け】床材選びのポイント
猫ちゃんの場合は、犬ちゃんとは少し違ったポイントがあるんです。
猫は高いところからジャンプして着地することが多いので、「着地時の衝撃吸収」と「爪の引っかき対策」が特に重要になってきます。
猫向け床材の選び方:
- 着地の衝撃を吸収 – ある程度の厚みとクッション性があるものを選んでくださいね
- 滑りにくさ – 着地時に足が滑らないよう、適度なグリップ力が必要です
- 傷のつきにくさ – 猫の爪は犬よりも鋭いので、表面強化タイプがおすすめなんです
- 爪とぎ対策 – カーペットやマットは爪が引っかかりやすいので要注意ですよ
猫の場合、実はフローリングでもOK?
実は獣医師さんの中には、「猫の場合はフローリングでもそこまで問題ない」という意見もあるんです。犬ほど床の硬さによる足腰への負担が大きくないためなんですね。
ただし!
- 高齢猫ちゃん
- 関節に問題がある猫ちゃん
- よく走り回る活発な多頭飼いの猫ちゃん
こういった子たちの場合は、やはりクッション性のある床材を敷いてあげた方が安心なんです。
私のお客様のDさん(猫2匹の多頭飼い)は、最初はフローリングのままだったんですが、「2匹で追いかけっこしてるときに、コーナーで滑ってドアにぶつかってしまって」ということがあり、慌ててクッションフロアを導入されたそうです。
猫のトイレ周りには特におすすめ
猫ちゃんのトイレスペースには、クッションフロアやマットを部分的に敷くのがとってもおすすめなんです。
猫砂が飛び散ったり、粗相してしまったりしても、サッと拭くだけできれいになるので、お掃除がとっても楽になりますよ。
後から敷けるマット類が便利!
「でも、賃貸だから床全体を張り替えるのは無理…」という方も多いですよね。大丈夫です!後から敷けるマット類なら、賃貸でも気軽に使えますよ。
ジョイントマット
パズルのように組み合わせて使う、正方形のマットです。
メリット:
- 汚れた部分だけ外して洗える
- 部屋の形に合わせて自由にカットできる
- 厚みがあってクッション性◎(8mm~1.5cm)
- 防音効果も期待できます
デメリット:
- つなぎ目にゴミが溜まりやすい
- 表面がツルツルしたタイプは意外と滑る
- 子供っぽい見た目になることも
私のお客様のEさん(小型犬飼育)は、ニトリの「洗える やわらか起毛のジョイントマット」を使っていて、「8mmの厚みでしっかりクッション性があるし、汚れたら洗えるから助かってます」とおっしゃっていました。
コルクマット
天然コルクを使用したジョイントマット式のマットです。
メリット:
- 天然素材で温かみがある
- 通気性が良い
- 断熱性・保温性に優れている
- クッション性も十分
デメリット:
- 色が基本的に「コルク色」だけ
- フローリングとの境目が分かりにくい場合がある
- 欠けやすい(ペット用の強化タイプもあります)
コルクマットは、個人的にイチオシなんです!クッション性はジョイントマットと同じくらいで、掃除もしやすく、総合的に弱点が少ないんですよ。
タイルカーペット(吸着マット)
30~60cm角のカーペットタイプのマットです。
メリット:
- 裏面が吸着するのでズレにくい
- 汚れた部分だけ外して洗える
- カットパイルなら爪が引っかかりにくい
- 消臭・抗菌加工があるものも多い
デメリット:
- 抜け毛が絡みやすい
- 吐き戻しなどの液体汚れが染み込む
タイルカーペットは、「汚れた部分だけサッと外して洗濯機で洗える」という点がとても便利なんです。トイレトレーニング中の子犬ちゃんや、吐き戻しが多い猫ちゃんにおすすめですよ。
クッションフロア(置くだけタイプ)
全面に敷くシートタイプと、部分的に敷くパネルタイプがあります。
メリット:
- 完全防水で拭き掃除が簡単
- 消臭・抗菌機能付きが多い
- デザインが豊富(木目調、石目調など)
- 見た目がフローリング風で自然
デメリット:
- 全面に敷くのは施工が大変
- 一部分だけの交換は難しい
- めくれやすい場合は固定が必要
市販商品の購入先とおすすめ例
実際にどこで買えるの?という質問をよくいただくので、購入先別にご紹介しますね。
ホームセンター
カインズ、コーナン、コメリ、ビバホームなど
ホームセンターなら実物を見て触れるので、厚みや質感を確認してから買えるのが安心ですね。
- ジョイントマット(8~12枚セット):2,000~5,000円程度
- コルクマット(大判サイズ):3,000~6,000円程度
- タイルカーペット(1枚単位):200~500円程度
- ペット用クッションフロア(1m単位):1,000~2,000円/m
ダイソー・100円ショップ
ダイソー、セリア、キャンドゥ
100円ショップでも、実はペット用の床材が買えるんです!
- ジョイントマット(30×30cm):110円/枚
- タイルカーペット(吸着タイプ):110円/枚
- 滑り止めシート:110円
「とりあえずお試しで使ってみたい」という方や、「トイレ周りだけ部分的にカバーしたい」という方には、100円ショップのアイテムがとても便利なんですよ。
耐久性はやや落ちますが、コストを抑えて気軽に試せるのが魅力ですね。
後付けマットなら原状回復もラクラク!
ここが賃貸にお住まいの方にとって、とても重要なポイントなんです。
後付けのマットやクッションフロア(置くだけタイプ)なら、退去時にサッと外すだけで、元のフローリングがキレイなまま残ります。これって本当に助かりますよね!
原状回復のメリット:
✅ 敷金がしっかり戻ってくる
✅ 追加の補修費用がかからない
✅ 退去時のトラブルを避けられる
✅ 床を守りながらペットちゃんも快適
私がサポートしたFさん(猫2匹飼育)は、入居時にクッションフロアを全面に敷いていたんです。退去時にそれを外したら、下のフローリングが傷一つない状態で、「敷金が全額返ってきました!」ととても喜んでいらっしゃいました。
賃貸で使うときの注意点
後付けマットを使うときは、いくつか注意点がありますよ。
✅ 両面テープや接着剤は使わない 貼って剥がせる専用テープ以外は、床に跡が残ってしまう可能性があるので要注意です。
✅ 重い家具の下には敷かない 重い家具を長期間置くと、マットにへこみができてしまいます。
✅ 定期的に換気する マットの下に湿気が溜まりやすいので、時々めくって換気してくださいね。
✅ 床暖房対応かチェック 床暖房がある物件では、対応製品を選ぶことが大切です。
ペット可賃貸の床材、こう選ぼう!
ペット可賃貸での床材選び、いかがでしたか?
大切なのは、「ペットちゃんの安全」と「原状回復」の両立なんです。後付けのマット類なら、どちらも叶えられますよ。
床材選びチェックリスト
✅ フローリングのままはペットに負担がかかる
✅ 犬は「滑りにくさ」と「クッション性」を重視
✅ 猫は「着地の衝撃吸収」と「傷つきにくさ」を重視
✅ ジョイントマット・コルクマットは汚れた部分だけ洗える
✅ タイルカーペットは吸着タイプが便利
✅ クッションフロアは防水で拭き掃除が簡単
✅ ホームセンターなら実物確認できる
✅ ダイソーなら110円でお試しできる
✅ ネット通販なら種類が豊富で口コミも参考になる
✅ 後付けマットなら原状回復もバッチリ!
目的別おすすめマット
小型犬を飼っている方: → ジョイントマット(厚さ8~10mm)またはコルクマット
中型~大型犬を飼っている方: → 極厚ジョイントマット(厚さ1.5cm)またはペット用クッションフロア
猫を飼っている方: → クッションフロア(置くだけタイプ)またはタイルカーペット
トイレトレーニング中の子: → タイルカーペット(汚れた部分だけ洗える)
とにかくコストを抑えたい方: → ダイソーのジョイントマット・タイルカーペット
全面にしっかり敷きたい方: → ペット用クッションフロア(サンゲツ、東リ、リリカラなど)
床対策を制する者、退去時のトラブルも制す!
専門家のアドバイスをまとめると、「床対策をきちんとしていれば、退去時のトラブルもほとんどない」というのが実感です。
むしろ、「何も対策せずに傷だらけにしてしまった…」というケースの方が、修繕費用も高くついてしまいますし、何より飼い主さんご自身が精神的に辛い思いをされるんですよね。
最初に少し手間とお金をかけて床材を敷いておけば、ペットちゃんは快適に過ごせるし、床も守られて、退去時も安心です。
※本記事の内容は2026年現在の情報に基づいています。商品の仕様や価格は変更される場合がありますので、購入前に各販売店でご確認ください。

