こんにちは、もふ美です。
「気に入ったペット可物件が見つかった!」と喜んで契約を進めたものの、いざ入居してから「こんなルールがあったなんて…」「退去費用がこんなに高いなんて聞いてない!」というトラブルは本当に多いんです。
実は、ペット可物件の契約では、通常の賃貸契約とは違う特別な項目がたくさんあるんですね。

この記事では、契約前に必ず確認しておきたい重要事項説明書と賃貸契約書のチェックポイントを、できるだけわかりやすくお伝えします。大切なペットちゃんと安心して暮らすために、ぜひ最後まで読んでくださいね。
重要事項説明書と賃貸契約書の違いって?
まず、基本的なことからお話ししますね。
重要事項説明書は、契約前に宅建士が物件の概要や条件を説明するための書類なんです。物件の設備、禁止事項、敷金や礼金の金額など、大切な情報がまとめられています。
一方、賃貸契約書は、実際に大家さんと交わす約束事が書かれた書類です。契約期間、家賃の支払い方法、退去時のルールなど、より具体的な内容が記載されているんですよ。
ペット可物件では、この2つの書類に「ペット飼育に関する特約事項」が追加されることがほとんどなんです。ここが要チェックポイントなんですね。
【重要】ペット飼育の条件を細かく確認
飼育可能なペットの種類と頭数
「ペット可」と書いてあっても、すべてのペットが飼えるわけではないんです。
実際、私のお客様でAさんという方がいらっしゃったんですが、「小型犬可」の物件を契約後、実は猫はNGだったことが判明して…飼い猫ちゃんを実家に預けることになってしまって、本当にお気の毒でした。
契約書には、こんな内容が記載されていることが多いです:
- ペットの種類: 小型犬のみ、猫のみ、小動物は相談など
- サイズ制限: 「成犬時の体重が10kg以下」などの具体的な基準
- 頭数制限: 「1頭まで」「2頭まで」など
- 禁止事項: 大型犬、爬虫類、鳥類など
特に注意してほしいのが、子犬や子猫の場合なんです。成長後のサイズも考慮されますので、「今は小さいから大丈夫」と思っても、成長後にサイズオーバーになる可能性があるんですね。ペットの種類や予想される成犬・成猫時のサイズを必ず確認してくださいね。
ワクチン接種や健康管理の義務
ペット可物件の多くは、ワクチン接種証明書の提出を求められるんです。
- 狂犬病予防注射済票(犬の場合)
- 混合ワクチン接種証明書
- 健康診断書
実際、私が担当したBさんのケースでは、入居後も年1回のワクチン接種証明書の提出が義務付けられていたんです。忘れずに管理会社に提出する必要がありますので、契約書でこの点も確認しておいてくださいね。
退去時のルールは最重要チェック項目!
ここが、ペット可賃貸で一番トラブルになりやすい部分なんです。
原状回復の範囲と費用負担
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、通常の生活で発生する経年劣化は大家さん負担とされています。でも、ペットによる傷や汚れ、臭いは入居者負担になることが多いんですね。
契約書の特約でよく見る項目:
- フローリングの傷・補修は全額入居者負担
- 壁紙の張り替えは入居者負担
- ペット臭の消臭・クリーニングは入居者負担
- 畳の表替えや交換は入居者負担
実際、私のお客様のCさんは、猫ちゃんの爪とぎで壁紙がボロボロになってしまい、退去時に約20万円の請求が来てしまったんです…。でも、契約書にきちんと記載されていたので、負担せざるを得なかったんですね。
敷金と追加費用の確認
ペット可物件は、通常の物件より敷金が高めに設定されていることがほとんどなんです。
よくあるパターン:
- 通常の敷金に加えて、ペット用の追加敷金1〜2ヶ月分
- 敷金の一部(1ヶ月分など)を退去時に償却(返金されない)
- ペット保証金として別途預け金が必要
特に注意してほしいのが「敷金償却」なんです。これは、実際にかかった費用に関わらず、一定額を原状回復費用として差し引かれてしまう制度なんですね。
私が担当したDさんのケースでは、敷金3ヶ月分のうち1ヶ月分は必ず償却される契約で、きれいに使っていても1ヶ月分は返ってこなかったんです。契約書の「敷金の取り扱い」や「特約事項」に書かれていますので、必ず確認してくださいね。
ペットを飼う際の連絡・届出義務
飼育開始時の届出
「ペット可」の物件でも、勝手に飼い始めてはダメなんです。
多くの物件では、こんなルールが定められています:
- ペット飼育開始前に管理会社への届出が必要
- ペットの写真提出が必要
- ペット飼育に関する誓約書の提出
実際、私のお客様のEさんは、契約書に「ペット飼育開始の2週間前までに届出」と書かれていたのを見落としていて、慌てて連絡されたことがありました。届出を怠ると違約金が発生する契約もありますので、要注意なんです。
ペット飼育細則の確認
「ペット飼育細則」という別紙がある物件も多いんですよ。ここには、日常生活で守るべき細かいルールが記載されているんです。
よくある飼育細則の内容:
- 共用部分でのペットの抱っこやリードの使用義務
- バルコニーへのペットの立ち入り禁止
- ペットの鳴き声対策(しつけ)の義務
- ペットのトイレ処理方法
- 近隣住民への配慮事項
私がお手伝いしたFさんの物件では、エレベーター使用時は必ずペットを抱っこするか、専用カートに入れることが義務付けられていたんです。こういった細かいルールも、事前に確認しておかないと、入居後に「こんなの聞いてない…」となってしまうんですね。
違約金が発生するケースを把握しよう
契約書には、違約金が発生する条件も記載されています。
違約金の対象になりやすい行為:
- 届出なしでのペット飼育
- 許可されていない種類・頭数のペット飼育
- ペット飼育細則違反(繰り返し注意されても改善しない場合)
- 近隣トラブルが深刻化した場合
- 短期解約(フリーレント利用時など)
実際、契約違反が発覚すると、違約金の支払いだけでなく、最悪の場合は契約解除(退去)を求められることもあるんです。せっかく見つけた素敵なお家を失わないためにも、契約書の内容はしっかり守ってくださいね。
契約前の最終チェックリスト
契約書にサインする前に、以下の項目を必ず確認してくださいね。
✅ ペット飼育条件
- 飼育可能なペットの種類・サイズ・頭数は明記されているか
- 成長後のサイズ制限は確認したか
- ワクチン接種証明書の提出義務があるか
✅ 費用関係
- 敷金・礼金の金額(通常+ペット分)は明確か
- 敷金償却の有無と金額は記載されているか
- 退去時のクリーニング代は誰が負担するか
✅ 退去時のルール
- ペットによる傷・汚れ・臭いの原状回復費用は誰が負担するか
- 経年劣化の考慮はあるか
- フローリング・壁紙の張り替え費用の負担範囲は明確か
✅ 飼育ルール
- ペット飼育開始時の届出方法と期限は確認したか
- ペット飼育細則の内容を理解したか
- 共用部分でのルール(リード使用など)は確認したか
✅ 違約金条件
- どんな場合に違約金が発生するか把握したか
- 契約解除の条件を理解したか
✅ その他
- 入居時の写真撮影をする予定はあるか(退去時のトラブル防止)
- 不明点はすべて不動産会社に質問したか
まとめ
ペット可賃貸の契約では、通常の物件にはない特別なルールがたくさんあるんです。
特に退去時の原状回復費用については、想像以上に高額になることもありますので、契約前にしっかり確認しておくことがとても大切なんですね。
たくさんのお客様の物件探しをお手伝いしてきましたが、「契約書をよく読んでおけばよかった」と後悔される方も少なくありません。でも、事前にきちんと確認して、理解したうえで契約すれば、トラブルは防げるんです。
この記事が、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
わからないことがあったら、遠慮なく不動産会社や管理会社に質問してください。納得できるまで説明を受けて、気持ちよく新生活をスタートしてくださいね。
※本記事の内容は2026年現在の情報に基づいています。

